未知のウイルスに対しても機械学習により分析し対応する(写真はイメージです)

伊藤忠商事の子会社である伊藤忠テクノソリューションズは1月30日、機械学習を利用し、これまでにない新種のサイバー攻撃からも端末を防御するセキュリティシステムの販売を開始したと発表した。米国のサイバーセキュリティ会社SentinelOne(センチネルワン)社と販売代理店契約を締結し、同社のシステムを日本で販売する。

これまでに知られているウイルスへの対応のほか、機械学習により新種ウイルスなどによる未知の攻撃パターンについても分析し、検出。検出後は強制終了や感染ファイルの隔離、感染端末のネットワークからの遮断を行うほか、感染経路分析も行う。新種ウイルスに対応していない隙を狙うゼロデイ攻撃を、機械学習により防ぐ。

伊藤忠テクノソリューションズでは、ではパソコン200台以上から対応。価格はパソコン1台当たり年間1万100円(税抜き)。台数が多ければ割引も行う。販売目標は3年間で5億円。

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