自治体が発信する同報系防災行政無線放送や緊急連絡放送を住民のスマートフォンにリアルタイムで流す専用アプリ「Regional Alert DIRECT」(リージョナル アラート ダイレクト)

SKY-NETWORK株式会社(本社:静岡県静岡市)は3日、自治体が発信する同報系防災行政無線(同報無線)放送や緊急連絡放送を住民のスマートフォンにリアルタイムで流す、同報無線・緊急放送受送信専用アプリ「Regional Alert DIRECT」(リージョナル アラート ダイレクト)を1日から提供開始したと発表した。価格は、1万世帯規模の自治体で1世帯当たりに換算すると月額47円。

同報無線放送は通常、屋外スピーカーや戸別受信機といった専用の設備や機器からしか放送が流れないが、インターネットを介しスマートフォンへ音声放送や映像放送をリアルタイムに流すという、ICTを用いた次世代インターネット放送システム。インターネットによるページング(呼び出し)放送機能も標準搭載し、同報無線のバックアップ放送システムとして使えるほか、緊急災害時に市職員のスマートフォンから住民のスマートフォンへ刻々と変わる状況や警報・警告を実況放送できる。

全国の自治体では2022年11月30日までのアナログ式同報無線のデジタル化に向け対応を進めている。同社によると「デジタル化への移行に伴い戸別受信機をデジタル式の機器に入れ替えなければならないが、価格が1台3万~5万円が相場とも言われハードルは高い。デジタル式戸別受信機が高価なことに課題を抱えている」という。

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リスク対策.com:横田 和子