「IESHIL CONNECT」PC版。約27万棟の物件データに加え、80億件の災害データを活用している

リブセンスは9月26日、同社の不動産情報サービス「IESHIL」において、アジア航測と共同で「IESHIL CONNECT」のベータ版を提供開始したと発表した。価格査定とともに総合的なリスク評価を可視化し、物件ごとの地震や洪水といった災害リスク検索・閲覧ができる。

「IESHIL CONNECT」スマートフォン版

IESHILが持つ約27万棟の物件データに加え、アジア航測の80億件の災害データを活用。災害情報をワンストップで提供することで、不動産業に関わるユーザーは、効率的な情報収集とより透明性・信頼性の高い営業活動ができるようになる。同社は「ベータ版として災害リスク情報を先行的にリリースするが、今後はさらに不動産情報を網羅する」としている。

アジア航測は自社航空機を保有。空間情報の取得から利活用まで一貫したサービスを提供している。防災や環境分野に強く、国や地方自治体などに対するコンサルティングやデータベース構築、システム提供などを手がけている。アジア航測が持つ防災、空間情報技術と、同社が持つビッグデータを用いたAIなどによる解析技術を活用することで、IESHIL CONNECTの提供が可能になった。

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http://www.livesense.co.jp/news/n/2017/0926_01.htm

(了)

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リスク対策.com:横田 和子