2022/04/16
ニュープロダクツ

富士フイルムビジネスイノベーションは、「安心」「簡単」「便利」を軸に、オフィスのネットワークを24時間365日リモートで監視し、ウイルスやスパイウェアなどの脅威から保護する中小規模事業者向けネットワークセキュリティーサービス「beat(ビート)サービス」において、サイバー攻撃や内部不正、災害などの事業リスクに対応する機能を追加し、オプションサービスとして提供する。
新たなオプションサービスでは、サイバー攻撃対策となる「暗号化された通信経路の監視機能」、内部不正の防止対策となる「アプリケーションを用いた通信の制御機能」、災害時の環境復旧を早期化するための「設定情報自動バックアップ機能」の3つを追加する。
「暗号化された通信経路の監視機能」では、メール受信やインターネットからダウンロードするデータの取得時に暗号化された経路を利用する機会が増えていることから、そうした通信経路を監視する機能を追加し、そこから侵入しようとするウイルスを防ぐ。
「アプリケーションを用いた通信の制御機能」では、クラウドサービスを適正に利用するために、事前に設定したアプリケーション利用ルールの適用によって、通信実績の履歴保存や通信の強制遮断を行う。趣味の動画視聴やWebゲームなど、業務に関係のないアプリケーションの利用を防ぐことで、クラウドサービス利用におけるガバナンスを強化するとともに、通信環境の安定化と生産性向上にも寄与する。
「設定情報自動バックアップ機能」では、beat-box内に保存された設定情報を、クラウド上にある管理・運用システム「beatネットワークオペレーションセンター」へ毎日バックアップする。災害による機器故障時には、ハードウェアを交換することでシステム環境が自動復旧し、早期に安全なネットワークが利用可能となる。
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リスク対策.com 編集部
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