【イスタンブール時事】ウクライナの首都キーウ(キエフ)市当局幹部のポプコ氏は18日、ロシア軍によるキーウへの「前例のない火力での空爆」が続いていると述べた。ウクライナとロシアの間では17日、トルコと国連の仲介でウクライナ産穀物輸出の2カ月延長が決まったが、戦況への影響はみられない。
 ポプコ氏によると、ミサイルを防空システムで探知し、破壊しているものの、各地に破片が落下。ウクライナ軍によれば、キーウでは17日夜から18日にかけて飛来したミサイル計30発のうち、29発の迎撃に成功した。空爆はキーウ以外でも行われ、南部オデッサで1人が死亡した。 

(ニュース提供元:時事通信社)