警察庁は13日、中型・大型貨物自動車の高速道路の最高速度について、時速80キロからの引き上げが妥当か検討することを決めた。速度引き上げは、トラック運転手不足が懸念される物流業界の「2024年問題」対策として、政府がまとめた施策の一つ。
 26日に有識者検討会を立ち上げ、年内に結論をまとめる。交通工学と機械工学の専門家や業界関係者、国交省と警察庁の担当者が参加し、交通事故の発生状況や車両の安全技術を踏まえて議論する。 

(ニュース提供元:時事通信社)