2013/02/06
防災・危機管理ニュース
日本原燃株式会社は2月4日(月)、使用済み核燃料再処理工場など全4施設の同時火災を想定した防災訓練を実施した。
■目的:4施設の同時発災を想定し、社として厳冬期においても事態収束に向けた迅速な対応が確実にできることを確認する
■実施日時:平成25年2月4日(月) 13時~16時
■実施場所:青森県上北郡六ヶ所村(同社施設)
■ 訓練参加者:社員約400名
■災害想定:大規模地震発生により、同社の4施設で発災(詳細以下)。
施設名 |
想定事象 |
再処理工場 |
・全非常用ディーゼル発電機の軌道に失敗し、全交流電源喪失状態。 |
高レベル廃棄物貯蔵管理施設 |
・予備電源用ディーゼル発電機の不具合により、換気設備及び排気筒モニタが全停止。 |
ウラン濃縮工場 |
・外部電源喪失により、非常用ディーゼル発電機に給電。 |
低レベル廃棄物埋設施設 |
・廃棄体定置作業中の構内輸送車両が横転し、積載していた廃棄体の中身が露出。 |
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
ラストワンマイル問題をドローンで解決へBCPの開拓領域に挑む
2025年4月、全国の医療・福祉施設を中心に給食サービスを展開する富士産業株式会社(東京都港区)が、被災地における「ラストワンマイル問題」の解消に向けドローン活用の取り組みを始めた。「食事」は生命活動のインフラであり、非常時においてはより一層重要性が高まる。
2025/09/15
-
-
機能する災害対応の仕組みと態勢を人中心に探究
防災・BCP教育やコンサルティングを行うベンチャー企業のYTCらぼ。NTTグループで企業の災害対応リーダーの育成に携わってきた藤田幸憲氏が独立、起業しました。人と組織をゆるやかにつなげ、互いの情報や知見を共有しながら、いざというとき機能する災害対応態勢を探究する同社の理念、目指すゴールイメージを聞きました。
2025/09/14
-
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/09/09
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2025/09/05
-
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方