【シリコンバレー時事】米グーグルは4日、スマートフォンの新機種「ピクセル8」(画面サイズ6.2インチ)と上位機種「8プロ」(6.7インチ)を12日発売すると発表した。カメラ性能を向上させた他、文章や画像を自動で作る生成AI(人工知能)で画像編集機能などを拡充させたことを前面に押し出した。
 ピクセル8は699ドル(日本では11万2900円)から、8プロは999ドル(同15万9900円)から。現行の「7」シリーズの当初価格からいずれも100ドル引き上げ、日本では3万円強高い。円安ドル高が響いたもようだ。4日から予約受け付けを始めた。
 8と8プロともに、自社開発半導体「テンソル」の最新版を活用。性能改善と長時間利用を両立させた。被写体の近接撮影ができる超広角レンズも搭載した。グーグルの写真アプリで、生成AIを使って被写体の位置や大きさも変更できる。 

(ニュース提供元:時事通信社)