【ワシントン、北京時事】バイデン米大統領と中国の習近平国家主席は2日に電話会談し、2国間関係の安定に向け、閣僚級を含む対話を進めていくことで一致した。だが、台湾海峡や南シナ海の情勢を巡っては主張が対立し、緊張の火種はなおくすぶり続けている。
 昨年11月にサンフランシスコ郊外で行われた対面会談以来となった首脳対話は、約1時間45分にわたり行われた。両首脳共に「率直で建設的だった」と評価した。 
〔写真説明〕バイデン米大統領(左)と中国の習近平国家主席=2023年11月、米カリフォルニア州サンフランシスコ近郊(AFP時事)

(ニュース提供元:時事通信社)