2024/06/10
ニュープロダクツ

ブルーイノベーションは、ISO5491(ドローンポートシステムの設備要件に関する国際標準規格)準拠のドローンポート情報管理システム「BEPポート|VIS」を活用し、施設内・建設現場・河川・ダムなどの点検や監視、警報などの広域巡回を自動化する「BEPポート|ドローン自動巡回システム」のトライアルサービスを提供する。現在、トライアルサービスに参加できる企業・法人を専用ホームページで募集している。
同システムは、同社独自のデバイス統合プラットフォーム「Blue Earth Platform」をベースに開発されたドローンポート情報管理システムとドローンポート本体で構成される「BEPポート|VIS」を、広域でのさまざまなユースケースに柔軟に対応できるシステムとして展開するもの。ドローンの自動離着陸・巡回・充電やデータ取得・管理のほか、高精度な飛行経路・撮影設定を行った飛行計画による自動巡回点検の高精度化や、複数台のBEPポートとドローンが連携する広範囲での巡回が可能。
要望に応じて、複数の異なるメーカーのドローン、ドローンポートとのシステム連携や、Jアラート等と連動した災害直後の状況把握・緊急点検、災害時の避難警報にも対応できる。
同システムの導入により、従来の人の巡回による点検や監視、状況把握にかかっていた膨大な時間や手間を省き、クラウド上での管理・データ化を通じて各種業務の効率化を図る。さらに、遠隔からのリアルタイム監視が可能なため、施設状況を即時に把握したい緊急時にも活用でき、点検員のリスク軽減・安全確保にもつながる。
同システムの適用事例としては、仙台市津波広報ドローン事業や、能登半島地震災害支援における土砂ダムの自動監視がある。
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com 編集部
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/10/14
-
走行データの活用で社用車をより安全に効率よく
スマートドライブは、自動車のセンサーやカメラのデータを収集・分析するオープンなプラットフォームを提供。移動の効率と安全の向上に資するサービスとして導入実績を伸ばしています。目指すのは移動の「負」がなくなる社会。代表取締役の北川烈氏に、事業概要と今後の展開を聞きました。
2025/10/14
-
-
-
-
トヨタ流「災害対応の要諦」いつ、どこに、どのくらいの量を届ける―原単位の考え方が災害時に求められる
被災地での初動支援や現場での調整、そして事業継続――。トヨタ自動車シニアフェローの朝倉正司氏は、1995年の阪神・淡路大震災から、2007年の新潟県中越沖地震、2011年のタイ洪水、2016年熊本地震、2024年能登半島地震など、国内外の数々の災害現場において、その復旧活動を牽引してきた。常に心掛けてきたのはどのようなことか、課題になったことは何か、来る大規模な災害にどう備えればいいのか、朝倉氏に聞いた。
2025/10/13
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2025/10/05
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方