泡を直進性の高い状態で拡散・発泡させることで燃料液面上に素早く到達して短時間で消火する。

消火設備などの研究開発から製造、販売、メンテナンス、リサイクルまでを手掛けるヤマトプロテックは、泡消火薬剤の直進性を保ちながら発泡・拡散させる独自構造を採用した新型の「泡噴霧消火ヘッド/泡噴霧消火システム」を提供する。燃料流出を伴う火災や油火災などに対して迅速かつ高い消火性能を発揮するもの。危険物倉庫、化学・製造工場、燃料取扱設備や、環境配慮が求められる各種産業施設での使用を想定する。

同社の泡噴霧消火ヘッド/システムは、泡を直進性の高い状態で拡散・発泡させることで、従来方式と比べて泡が燃料液面上に素早く到達・展開し、消火までの時間を短縮する。従来の泡消火による「窒息効果」「冷却効果」に加え、泡が燃料表面を押し流すような「除去効果」によって高い消火性能を発揮する。

燃料流出を伴う火災を想定した消火試験では、泡噴霧消火ヘッドを複数台、天井に設置した構成で性能を検証した結果、20秒以下での消火を確認したという。

また、同社の泡噴霧消火ヘッド/システムは、炭化水素系界面活性剤を主成分とした非フッ素系泡消火薬剤に対応しており、環境負荷低減や将来的な環境規制への対応を見据えた消火技術となっている。そのほか、火災検知から自動で作動する消火システム構成や、ポンプ不要の窒素ガス加圧方式も採用する。ユニット化が可能なため、設置自由度が高く、既存設備との親和性にも優れる。               

プレスリリース

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リスク対策.com 編集部