連載・コラム
-
どんな時でも、被災地に明かりをともしたい
今年の夏、とある防災関連の展示会に行くと、ひときわ大きく目立つ4.5メートルほどの街灯が目に入った。ネクサスクリエーション(愛知県豊田市)が製造・販売する「あんしんポール(災害対策用自立型街灯)」だ。天井には太陽光パネルを貼り、オリジナルのバッテリーで停電時でも3日間のLED照明の点灯が可能なほか、緊急地震速報の放送、非常用コンセント、Wifi、衛星電話、AED、防災備蓄など一時避難場所に必要なありとあらゆる機能を詰め込んだ。なぜこのような商品を開発したのか。同社代表取締役の酒井直樹氏に話を聞いた。
2017/10/18
-
-
-
ネタとしていじって学ぶ。「東京防災」の使い方♪
最初にお断りです。「東京防災」、決して批判したい訳じゃないのです。そうではなく、東京都のものでありながら、広く多くの地域の方に読まれ、ダウンロードされています。これってすごいことですよね!だから教材にしやすいのです。 どの地域で説明しても、「見たことある!」って言ってもらえます。イラストも豊富です。そんな、東京防災の存在にはほんとに感謝しています。だからこそ、ネタにしちゃいますが、よりじっくり多くの方の意見も取り入れて、今後のさらに役立つものに発展していってもらえればいいなと思っています。東京防災に愛をこめて!今からいじります!
2017/10/13
-
-
-
-
-
-
-
サプライチェーンにおけるトラブルの発生状況や対策に関するトレンドを知る
BCMの専門家や実務者による非営利団体である BCI(注1)は、チューリッヒ保険グループ(注2)と共同で、2016年11月に「Supply Chain Resilience Report 2016」(以下「本報告書」と略記)という調査報告書を公開した。BCI は 2009 年から同様の調査を毎年実施して調査報告書を公開しており(注2)、今回報告する報告書はそれの 2016 年版である。調査は前回同様、BCI 会員を中心として Web サイトによるアンケートで行われ、64 カ国の 526 人から回答を得ている。
2017/09/26
-
-
-
-
-
東北の復興現場を訪ねて~その2、山元町、岩沼市
前回に続き、東北の復興現場の報告である。宮城県南端の山元町(人口1万2462人)は大津波により死者700人、行方不明者18人を出した。県仙台市以南では名取市に次ぐ犠牲者数である。同町は復興を機に、「コンパクトで持続可能なまちづくり」を目指し、分散していた集落を3つの新市街地に集約するまちづくりを進めていた。昨年10月、被災者の集団移転先となる2つの新市街地(つばめの杜地区、新坂元駅周辺地区)が完成して「まちびらき」の式典が行われた。その後、遺跡の出土で完成が遅れていた宮城病院周辺地区も住宅の引き渡しが行われて、すべての移転が完了した。同町も人口減となっており、商業施設などを誘致して人口減に歯止めをかけたい考えだ。
2017/09/19
-
-
-
-
家庭の防災を推進するために必要なものは何か?
これまでの本連載においては、主に国、地域、あるいは企業を対象とした調査研究を紹介してきたが、今回は家庭の災害対策に関する研究例を紹介する。 2017 年 8 月に、リスク分析学会(The Society for Risk Analysis)の学会誌『Risk Analysis』に「保険、公的支援、および家計に対する洪水リスクの軽減:オーストリア、イングランド、およびルーマニアにおける比較研究」(原題は本稿サブタイトルのとおり)という論文が掲載された(以下「本論文」と略記)(注 1)。タイトルから想像される通り、家庭における洪水対策に保険や公的支援などがどのように影響を与えているかを調査した結果が報告されている。
2017/09/12
-






