東京防災、決して批判したいわけではないのですが・・。

最初にお断りです。「東京防災」、決して批判したい訳じゃないのです。そうではなく、東京都のものでありながら、広く多くの地域の方に読まれ、ダウンロードされています。これってすごいことですよね!だから教材にしやすいのです。

どの地域で説明しても、「見たことある!」って言ってもらえます。イラストも豊富です。そんな、東京防災の存在にはほんとに感謝しています。だからこそ、ネタにしちゃいますが、よりじっくり多くの方の意見も取り入れて、今後さらに役立つものに発展していってもらえればいいなと思っています。東京防災に愛をこめて!今からいじります!

(いじりその1)「長ズボン」の長い部分はどこなのか?

(出典:「東京防災」213ページ)

リュックをこよなく愛するアウトドア派にとってみて、「長ズボン」の予備があるのにリュックがない状況ってどんな場面?とまず思ってしまうのですが、それ以上に気になるのが、まさかこの人「長ズボン」を脱いでる?のって事です。まさかね。それはないでしょうから、きっと避難所で「長ズボン」は配布されたけど、カバンはなかったという状況かもしれません。

そうだとしてもです。こんな股上の長い「長ズボン」ってあるのでしょうか?イラスト的に2Lペットボトルの長さがありそうに見えるのですが・・。少なくとも今どき販売されている「長ズボン」にはなさそうです。そして、この「長ズボン」、普通にはくとどれだけハイウエストになるのかも気になります♪

また、「2mのひも」も謎なのです♪2mもあったら、ひもを絞った際に右下の図みたいにはならないですよね!絞ると2m弱の長さのひもがそのまま外にでることになります。そうするとリボン結び(蝶結び)のリボンの部分を大きくしても片方50cm以上は垂れさがります(2mを4等分で計算)。肩甲骨から50㎝となると腰より下までひもが来ちゃいます。大きなリボンがチャームポイントなのかも♪

ペットボトルを入れた後にひもを通して絞るのであれば、ひもがウエストサイズより小さくても絞りながら結ぶことも可能です。その際は、全体で50㎝あれば足りると思います。なのになんで2mも?

と、いじりどころ満載です♪そもそも、2mもひもがあるなら、揺らさない・重心を上にすることで他にもその場でできる簡単な方法もあるのですが、この「長ズボン」はきっと思い出の大切な品なのかもしれません♪

<学び>
股上が長い「長ズボン」でなければリュックは難しい。
2mのひもが謎。