事故・テロ
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給電指令、正確に伝わらず=四国大規模停電で報告書―送配電2社
四国地域で11月に発生した大規模停電について、四国電力と関西電力の送配電子会社2社は6日、原因の調査結果をまとめた報告書を経済産業省に提出した。給電指令用語の解釈で担当者間に食い違いがあったことが原因。再発防止策として、指令用語の誤認が起きないようにマニュアルを見直す。
2024/12/06
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年度内の打ち上げ困難に=燃焼試験再爆発のイプシロンS―JAXA
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は5日、第2段の地上燃焼試験中に2度目の爆発事故が起きた固体燃料ロケット「イプシロンS」について、試験設備の復旧に時間がかかることなどから目標としていた今年度中の初打ち上げは困難とする見方を示した。
2024/12/05
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建設現場で地盤崩落、13人不明=中国・深セン
【香港時事】中国広東省深セン市の建設現場で4日午後11時ごろ、地盤が崩落し、作業員13人が行方不明になった。現場では救助作業が行われている。地元当局が5日、発表した。 地盤が崩落したのは深セン市宝安区にある高速鉄道の建設現場。近隣住民は避難し、周辺では交通規制が敷かれた。
2024/12/05
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「安定」の時代が終わる
冷戦が終わって30余年。グローバル経済のもとで築き上げられてきた「安定」が崩れつつあります。安全保障上の対立、国家間のイデオロギー争い、パワーバランスの多極化、地政学リスクの高まり――。この混沌を企業はどう生きるのか。2024年の世界情勢を振り返り、来る2025年を展望します。また、今年二重被災に見舞われた能登半島が日本の防災に投げかける問題を考えます。
2024/12/05
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誤表示に困惑、操作ミスか=空自、給油機の緊急着陸で調査結果
航空自衛隊美保基地(鳥取県)で8月、KC46A空中給油・輸送機が給油装置の不具合で損傷し、緊急着陸する事故があり、空自は2日、機器の誤表示に困惑した隊員の操作ミスが原因だとする調査結果を公表した。 事故は8月6日に発生。
2024/12/02
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遺族ら「悔しさは年々強く」=笹子トンネル事故から12年―山梨
中央自動車道笹子トンネル(山梨県)で天井板が崩落し男女9人が死亡した事故は2日、発生から12年を迎えた。事故現場付近で追悼慰霊式が行われ、発生時刻の午前8時3分に合わせ、遺族らが黙とうをささげ献花した。遺族は「何年たとうと苦しさ、悔しさといった気持ちは年々強くなる」と心境を吐露した。
2024/12/02
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パリ2024のテロ対策期間中の計画を阻止した点では成功
2024年最大のイベントだったパリオリンピック。ロシアのウクライナ侵略や激化する中東情勢など、世界的に不安定な時期での開催だった。パリ大会のテロ対策は成功だったのか、危機管理が専門で日本大学危機管理学部教授である福田充氏とともにパリオリンピックを振り返った。
2024/11/29
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太陽光発電施設の盗難リスク評価と対策提案
東京海上ディーアールは、再生可能エネルギー領域に関する2000件以上のリスク評価実績や、事業所における盗難リスク評価実績から得られた経験を生かしたサービス「太陽光発電施設盗難リスク評価および対策提案業務」を提供する。リスクグレーディング、対策前後の予想最大損害額の算出、投資効果を考慮した対策提案を行うもの。
2024/11/29
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電柱衝突、ひび割れが原因=JR東、検査で見抜けず―運輸安全委
神奈川県鎌倉市で昨年8月、JR東海道線を走行中の電車が傾いた電柱に衝突した事故で、運輸安全委員会は28日、架線を支えていた電柱の根元がひび割れ、入り込んだ雨水で内部の鉄筋が腐食したとする調査報告書を公表した。
2024/11/28
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安全帯フックのかけ忘れをセンサーで検出
吉川工業は、磁界と電波(RFID)の技術を応用し、高所作業現場での墜落制止用器具(安全帯)の適切なフックの使用を促す安全帯フック着脱確認システム「ハーネスアラート」を提供する。高所作業での墜落・転落事故のリスクを低減するフックかけ忘れの注意喚起装置として、国土交通省の新技術情報提供システム「NETIS」に登録されているもの。住宅建設や土木工事、橋梁の足場やプラントなど、高所作業を伴う作業場の安全管理をサポートする。
2024/11/28
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ススキノのビルで爆発=男女4人負傷、うち1人意識不明―札幌
26日午後3時20分ごろ、札幌市の繁華街ススキノにある商業ビルで「爆発音がする」と119番があった。同ビル2階のガールズバーで爆発が起きたとみられ、男女4人がやけどを負うなどして病院に搬送された。うち男性1人が意識不明という。北海道警は、放火の可能性も視野に詳しい原因を調べている。
2024/11/26
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燃焼試験中に爆発、火災発生=イプシロンSロケット―けが人なし・種子島宇宙センター
26日午前8時半ごろ、鹿児島県・種子島宇宙センターで宇宙航空研究開発機構(JAXA)が行っていた固体燃料ロケット「イプシロンS」の第2段の地上燃焼試験中に爆発が起き、火災が発生した。同試験での爆発事故は昨年7月に続き2度目で、JAXAは試験を中止して、原因を調べている。けが人はいなかった。
2024/11/26
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車に銃撃、38人死亡=シーア派狙ったテロか―パキスタン
【ニューデリー時事】パキスタン北西部カイバル・パクトゥンクワ州で21日、イスラム教シーア派の人々が乗った車が武装集団に襲われ、地元メディアによると少なくとも38人が死亡した。当局は、少数派であるシーア派を狙ったテロの可能性があるとみて調べている。 警察に先導された二つの車列が襲われたという。
2024/11/21
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高速船浸水隠し、安全意識欠如=JR九州「関与不足」―第三者委報告書
JR九州は21日、子会社のJR九州高速船(福岡市)が浸水を隠しながら運航を続けていた問題で、外部の弁護士らによる第三者委員会から受け取った報告書を公表した。報告書は子会社の社長ら幹部について、船舶運航の安全性に関する基本的な知識・経験や、利用客・社会への視点が欠如していたと指摘。
2024/11/21
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全国の鉄道事業者に点検指示=貨物列車脱線事故で―国交省
北海道森町のJR函館線で起きた貨物列車脱線事故を受け、国土交通省は19日、踏切部分のレールが腐食していないか点検するよう、全国の鉄道事業者に指示したと発表した。海岸沿いにあったり、レールを30年以上使用したりしている踏切が対象で、来月20日までに報告するよう求めている。 指示は18日付。
2024/11/19
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続く凶悪事件、「安全神話」崩壊=習政権、社会への不満解消できず―中国・珠海事件1週間
【北京時事】中国南部・広東省珠海市で男が自動車で人々をはね、78人が死傷した事件から18日で1週間。広東省深セン市で日本人男児が殺害された事件も発生から2カ月を迎えた。この間、16日には江蘇省無錫市の高等専門学校で男が刃物で無差別に切り付け25人を殺傷。
2024/11/18
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貨物列車脱線、レール腐食が原因か=函館線、19日運行再開―JR北海道
北海道森町のJR函館線で起きた貨物列車の脱線事故で、JR北海道は18日、レールの腐食が原因の一つとなった可能性が高いと発表した。現場付近の踏切で、道路部分の敷板に隠れているレールが著しく腐食しており、通常は厚さが15ミリある腹部が約3ミリになっていた箇所も確認されたという。
2024/11/18
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高専で切り付け、25人死傷=中国江蘇省
【上海時事】中国江蘇省無錫市の高等専門学校「無錫工芸職業技術学院」で16日午後、21歳の男が刃物で無差別に切り付ける事件が発生し、地元警察の発表によれば、8人が死亡、17人が負傷した。男は現場で取り押さえられ、犯行を認めている。
2024/11/17
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小学校でこんろ爆発か=児童ら9人けが―広島
16日午後0時40分ごろ、広島市佐伯区の市立五日市南小学校のグラウンドで「こんろまたは炭火が爆発した」と119番があった。広島県警と消防によると、児童を含む9人がけがをしたが、いずれも命に別条はない。 グラウンドでは当時、祭りが行われていた。
2024/11/16
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インドで病院火災、新生児10人死亡=電気ショート原因か
【ニューデリー時事】インド北部ウッタルプラデシュ州の医科大学病院で15日夜、火災が発生し、入院していた新生児少なくとも10人が死亡した。他に新生児十数人が重体となっており、懸命の治療が続いた。地元メディアが伝えた。
2024/11/16
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JR貨物の列車脱線=けが人なし―北海道
16日未明、北海道森町のJR函館線森―石倉間で、JR貨物の貨物列車(21両編成)が脱線した。けが人はいなかった。この影響で、函館線は森―長万部間の上下線の運転を見合わせた。 JR貨物によると、列車は名古屋貨物ターミナル駅(名古屋市)を出発し、札幌貨物ターミナル駅(札幌市)に向かう途中だった。
2024/11/16
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観光バス横転、指導不足=「フェード現象」原因―事故調
静岡県小山町の県道で2022年10月、観光バスが横転して乗客1人が死亡、28人が重軽傷を負った事故で、国土交通省が委託した事業用自動車事故調査委員会は15日、急な下り坂でフットブレーキを多用したためにブレーキが利かなくなる「フェード現象」が起きたことが原因だったとする報告書を公表した。
2024/11/15
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トヨタ本社工場で火災=実験棟、車両1台燃える―愛知
13日午前11時35分ごろ、愛知県豊田市トヨタ町のトヨタ自動車本社工場の職員から「建物の1階部分で車両が延焼している」と119番があった。消防によると、実験棟にあった車両1台や建物の一部が燃え、約3時間半後に鎮火した。けが人はいなかった。
2024/11/13
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大規模停電、関電側と連携ミス=送電線の調整で―四国電力送配電
四国電力送配電(高松市)は12日、9日夜の大規模停電について、四国と本州を結ぶ送電線の調整を巡り、関西電力送配電(大阪市)との連携ミスが生じたことが原因だったと発表した。四国電力送配電の高畑浩二副社長は高松市で記者会見し、「ご迷惑をおかけしたことをおわびする」と陳謝。
2024/11/12
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折り畳み自転車が走行中破断=溶接不良でリコール―国民生活センター
折り畳み自転車を数多く手掛ける米「DAHON(ダホン)社」の一部商品で、走行中にフレームが破損する恐れがあるとして、国民生活センターが使用中止を呼び掛けている。ちょうつがい部分に多数の溶接不良があり、強度が足りないことが分かった。輸入代理店がリコール(回収・無償修理)を行っている。
2024/11/12