2025/01/02
防災・危機管理ニュース
【ソウル時事】韓国メディアによると、同国南西部全羅南道の務安国際空港で179人が死亡した旅客機事故を巡り、地元警察の捜査本部は2日、空港の事務所や管制塔、事故機を運航した格安航空会社(LCC)済州航空のソウル事務所などに家宅捜索に入った。業務上過失致死傷の容疑で捜査する。また、済州航空代表ら2人に出国禁止を命じた。
事故機は昨年12月29日、遭難信号を出し胴体着陸したが、減速できず滑走路を越えて土手に激突、炎上した。土手が被害を拡大したとの見方があり、警察は空港の構造が適切だったかを調べる。パイロットと管制塔の交信記録や事故機の整備記録も確認し、事故の経緯を解明する方針だ。
〔写真説明〕2日、韓国の務安国際空港へ家宅捜索に入る警官(AFP時事)
(ニュース提供元:時事通信社)

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