【ニューデリー時事】インド北部ウッタルプラデシュ州で行われているヒンズー教の祭典「クンブ・メラ」で29日、沐浴(もくよく)のため川岸に集まった参加者が次々に押し重なる雑踏事故があり、少なくとも30人が死亡、60人が負傷した。地元メディアが伝えた。
 祭りは世界最大級の宗教行事とされ、13日に始まった。中でも29日は縁起のいい日で、多数の信者が川の合流地点に殺到したとみられる。2月下旬までの期間中、約4億人の人出が見込まれている。 
〔写真説明〕29日、インド北部ウッタルプラデシュ州の雑踏事故現場(AFP時事)

(ニュース提供元:時事通信社)