2025/09/16
防災・危機管理ニュース
【イスタンブール時事】イスラエル軍は15日、パレスチナ自治区ガザの中心都市ガザ市への地上侵攻を開始した。地元メディアによると、ネタニヤフ首相は16日、「強化された作戦を始めた。決定的な戦いだ」と語った。数十万人の住民が残るとされるガザ市で大掛かりな軍事作戦が行われれば、住民の犠牲拡大は避けられない。停戦の見通しが立たない中、ガザで拘束中の人質に危害が及ぶ恐れもある。
ネタニヤフ氏は、イスラム組織ハマスの壊滅を掲げ、「最後の拠点」と位置付けるガザ市の制圧を目指している。イスラエル軍は市全域の住民に退避を求め、既に人口約100万人のガザ市から約35万人が避難したと推計。ロイター通信は軍当局者の話として、最大3000人のハマス戦闘員が市内にいるとみられると伝えた。
イスラエルは最近、ハマスの軍事拠点として使用されているとして、ガザ市内の高層の建物などを相次いで破壊してきた。軍は16日声明を出し、地上作戦は「状況に応じて拡大する見込みだ」と強調した。
カッツ国防相は16日、X(旧ツイッター)で「ガザは燃えている。任務完了まで容赦しない」と警告した。一方、ハマスは16日の声明で、ハマスなどがイスラエルから拉致した人質が命を落とすことになっても「全責任を負うのは戦争犯罪者のネタニヤフだ」と主張した。
〔写真説明〕15日、パレスチナ自治区ガザの中心都市ガザ市で、イスラエル軍の空爆を受けて倒壊する建物(AFP時事)
〔写真説明〕15日、パレスチナ自治区ガザの中心都市ガザ市で、イスラエル軍の空爆により破壊された建物の周辺に集まる人々(AFP時事)
(ニュース提供元:時事通信社)


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