2026/02/25
防災・危機管理ニュース
昨年12月に打ち上げに失敗したH3ロケット8号機について、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は25日、文部科学省の専門家部会に原因の調査経過を報告した。保管中の部品の調査で、衛星搭載部の構造材の一部がはがれる不具合があったことが分かり、8号機でも飛行中に破損する要因になった可能性が高いと推定した。
H3・8号機は昨年12月22日、鹿児島県・種子島宇宙センターから打ち上げられたが、第2段エンジンが予定より早く燃焼を停止し、打ち上げに失敗。これまでの調査で、衛星カバー(フェアリング)分離直後に異常な衝撃が生じ、衛星搭載部が損傷したことなどが分かっていた。
JAXAによると、衛星搭載部の台座はアルミニウムの部材を炭素繊維強化プラスチック(CFRP)のシートで挟んだ構造。9号機以降に使う同じ部品を調べたところ、四つ全てで一部にシートの剥離が見つかった。一定以上の剥離があると、飛行中の真空環境でさらに進展して構造強度が低下し、破壊に至る可能性もあるという。
(ニュース提供元:時事通信社)
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