2021/12/01
2021年12月号 首都直下地震への備え
企業と従業員を守るための知識とケーススタディー
【月刊BCPリーダーズ】12月号
10月7日夜、千葉県北西部を震源とするマグニチュード(M)5.9の地震で、首都圏の一部は東日本大震災以来10年ぶりに震度5強を観測。首都直下地震の想定をはるかに下まわる規模とはいえ、水道や交通機関の被害が発生し、水漏れや停電、帰宅困難などのトラブルも相次ぎました。

巨大な人口を抱える首都圏は、網の目のインフラによって便利な半面、それが止まるとたちまち自立生活ができず、二次被害も容易に起きかねません。検証すべき点はさまざまありますが、今号では東京都の水道、ガス、医療救護・救助の3つの体制について、地震対応を踏まえながら、課題と対策を取材しました。

今回の地震は企業においても、自社の防災・事業継続はもとより、経営のあり方や社会との関わり方を見直す好機です。事例紹介では、社員や顧客の防災力を高めるさまざまな仕掛けを業務・事業に組み込んで、あたかもリスク低減活動のごとくBCPと一体でまわすことにより、地域レジリエンスに貢献している企業を紹介します。
おすすめ記事
-
ランサムウェアの脅威、地域新聞を直撃
地域新聞「長野日報」を発行する長野日報社(長野県諏訪市、村上智仙代表取締役社長)は、2023年12月にランサムウェアに感染した。ウイルスは紙面作成システム用のサーバーとそのネットワークに含まれるパソコンに拡大。当初より「金銭的な取引」には応じず、全面的な復旧まで2カ月を要した。ページを半減するなど特別体制でなんとか新聞の発行は維持できたが、被害額は数千万に上った。
2025/07/10
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/07/08
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2025/07/05
-
-
-
-
-
-
「ビジネスイネーブラー」へ進化するセキュリティ組織
昨年、累計出品数が40億を突破し、流通取引総額が1兆円を超えたフリマアプリ「メルカリ」。オンラインサービス上では日々膨大な数の取引が行われています。顧客の利便性や従業員の生産性を落とさず、安全と信頼を高めるセキュリティ戦略について、執行役員CISOの市原尚久氏に聞きました。
2025/06/29
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方