2026/03/02
防災・危機管理ニュース
【ワシントン時事】トランプ米大統領は1日、SNSでビデオ声明を発表し、米イスラエル両軍による対イラン軍事作戦を受けたイラン側の報復で米軍に3人の死者が出たことを踏まえ、「彼らの死への報復を果たし、テロリストに最も苛烈な打撃を与える」と語った。トランプ氏は英紙に対し、作戦終了まで「4週間程度」を要するとの見方を表明。当面は軍事的応酬が続く可能性がある。
トランプ氏は声明で、「戦闘作戦はすべての目標を達成するまで継続する」と強調。米兵がさらに死傷する公算は大きいと認めつつ、報復を宣言した。
また、「核兵器で武装した過激で血に飢えたテロ政権」の出現阻止という作戦目標に改めて言及。イランの精鋭軍事組織「革命防衛隊」や警察組織に投降を求めると同時に、「イランの愛国者たちに国を取り戻すよう要請する」と語り、体制転換のため立ち上がるよう同国市民に重ねて訴えた。
対イラン作戦で米軍に死者が出たのは初めてで、米国はより強力な攻撃の実施を迫られる可能性もある。トランプ氏は声明発表に先立って行った英紙デーリー・メールの記者との電話インタビューで、作戦期間について「相手は大きな国で、4週間はかかるが、あるいはそれより短いかもしれない」との見方を示した。
トランプ氏は1日、別のメディアの記者とも相次いで電話で話した。このうち米誌アトランティックとのインタビューでは、イランの最高指導者ハメネイ師の死亡後に立ち上がった新指導部が米国との対話を欲しており、話し合うことに「同意した」と説明した。対話開始の具体的時期は明らかにしなかった。
CNBCテレビとのインタビューでは「(作戦は)予定より早く進んでいる。事態は大変前向きな形で展開している」と述べた。
〔写真説明〕トランプ米大統領のビデオ声明=1日、SNSの投稿動画より
(ニュース提供元:時事通信社)

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