4日の東京株式市場は全面安の展開となり、日経平均株価は一時前日比2600円超下落した。中東情勢の緊迫化によるリスク回避の売りが出て株価の下落が続き、約1カ月ぶりに5万3000円台を付けた。午前の終値は2188円94銭安の5万4090円11銭。午後に入って一段と値を下げた。
 米・イスラエル両国とイランによる武力衝突が長期化するとの懸念が重しとなった。原油価格上昇による物価高への警戒も強い。市場関係者は「企業にとってはコスト増につながり、業績にマイナスの影響が出る可能性がある」(大手証券)と指摘した。投資家心理が悪化する中、一段の下落を警戒した株式先物の売りも出て、日経平均の下げ幅は広がった。 
〔写真説明〕一時前日比2000円超に下落した日経平均株価を示すボード=4日午前、東京都中央区

(ニュース提供元:時事通信社)