米ニューヨークのラガーディア空港の滑走路で旅客機と消防車が衝突し、2人が死亡した事故は、管制官の誤った指示が原因だった可能性があることが分かった。AFP通信などが23日伝えた。航空当局が詳しい状況を調べている。
 消防車は当時、別の旅客機から異臭の報告を受け、対応に向かっていた。公開された無線交信によると、管制官は消防車側の要請に応じて滑走路横断を許可。直後に着陸機が目に入ったとみられ、繰り返し「止まれ」と叫んだ。衝突後、管制官は同僚に「失敗してしまった」と話していた。
 事故は22日深夜に発生。旅客機はカナダ東部モントリオール発のエア・カナダ系列機で、乗客乗員76人が搭乗していた。事故により機長と副操縦士が死亡。空港は一時閉鎖され、約570便が欠航した。 
〔写真説明〕23日、米ニューヨークのラガーディア空港の滑走路で、消防車(左奥)と衝突後に停止した旅客機(右)(AFP時事)

(ニュース提供元:時事通信社)