経済産業省が25日発表したレギュラーガソリン1リットル当たりの店頭価格(23日時点)は、全国平均で前週比13円10銭安の177円70銭に下落した。下落幅は2008年の暫定税率失効直後の21円70銭に次ぐ過去2番目の大きさ。イラン情勢の悪化に伴う原油価格高騰を受け、政府が19日に始めたガソリン補助金の効果が表れた形だ。
 ただ、2月中旬の150円台半ばと比べると依然として高い。政府は今月26日、石油の民間備蓄に続いて国家備蓄の放出を開始。供給面でも不安を解消し、価格の安定化に努める。
 ガソリンの値下がりは6週ぶり。地域別に見ると、下落幅は福井の20円70銭が最大。埼玉は169円40銭と唯一170円を割り込んだ。前週(16日時点)198円台と最も高かった山形は181円10銭に下がった。一方、沖縄だけは大幅上昇し、30円80銭高の227円10銭。地理的要因などから政策効果が遅れて出るとみられる。 
〔写真説明〕ガソリンスタンドでの給油(資料写真)

(ニュース提供元:時事通信社)