2026/04/02
防災・危機管理ニュース
政府は2日、中東情勢悪化を受け、重要物資の安定確保に関する作業部会の初会合を開き、供給状況などの総点検を始めた。赤沢亮正担当相は、関係省庁幹部に「海外を含むサプライチェーン(供給網)の実態を把握し、医療や公共インフラに支障が無いよう取り組んでほしい」と指示した。
赤沢氏は「日本全体で石油製品の必要量を確保している」と強調。ただ、重要物資全ての供給網の実態は捉え切れておらず、供給の偏りや流通の目詰まりが生じないよう先手を打ちたい考えだ。
会合では、小児用カテーテルなど医療用器具の滅菌に必要な重油や酸化エチレンガスが一時不足したが、当面必要な量を確保したと報告された。また、中国から輸入する養殖用カンパチの稚魚については、輸送船に使う燃料の不足により輸送が遅延し、その間に成長してしまう可能性を考慮し、無税の範囲を30センチ以下から50センチ以下に広げる。
〔写真説明〕赤沢亮正担当相=3月31日、首相官邸
(ニュース提供元:時事通信社)

防災・危機管理ニュースの他の記事
- 高市首相、節電要請「排除せず」=中東情勢踏まえ―衆院本会議
- 「医療供給網の把握を」=政府、中東情勢で重要物資確保会合
- 防災特化AIを開発へ=東北大、ソフトバンクと共同研究
- 日商会頭、エネルギー節約要請に協力=中東緊迫の長期化警戒
- 高市首相「プライバシー侵害せず」=国家情報会議法案、審議入り―インテリジェンス強化第1弾
おすすめ記事
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/03/31
-
ドンロー主義の顕在化に揺れる世界
アメリカとイスラエルが2月28日、イランへ大規模な軍事作戦を開始。イランは徹底抗戦する構えで、中東全体を巻き込む紛争に発展しました。早期停戦が待たれるも、長期化の可能性も依然濃厚。アメリカ政治に詳しい上智大学教授の前嶋和弘氏に、トランプ政権の思惑と今後の軍事行動に影響を与える要因を聞きました。(インタビューは3月16日)
2026/03/30
-
引き合い急増する「セキュリティソムリエ」
ソフトバンクのグループ企業でIT商社のSB C&Sは2021年から、サイバーセキュリティ市場の多様化に対応するため販売パートナーへの支援活動を展開。商社の情報力・目利き力を生かしてSIerやベンダーの提案力を補強し、その先のユーザー企業へ最適なソリューションを届けています。「セキュリティソムリエ」と銘打った活動のねらいを聞きました。
2026/03/30
-
-
-
-
-
-
-
火事・水害の被災設備に復旧という選択肢
災害復旧専門サービスのベルフォアジャパンは昨年、独自営業による顧客開拓に乗り出しました。これまでは共同出資者の東京海上日動火災保険を窓口としてきましたが、体制変更を機に直接の市場アプローチを開始。BCPの実効性を確保する手段として自社のサービスを訴求する考えです。代表取締役社長の加藤道久氏に今後の市場戦略を聞きました。
2026/03/18







※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方