2026/04/10
ニュープロダクツ
電話・ネット詐欺対策アプリ運営のWhoscall(福岡市)は、法人向けに、従業員の携帯端末のセキュリティー強化を目的としたサブスクリプション(定額課金)型アプリ「Whoscall for biz」を2025年9月から提供している。 同社は、世界各国の政府や警察、情報機関と連携し、詐欺被害の拡大を防止するサービスを展開する。
このアプリは、同社が保有する26億件以上の電話番号データベースや独自のAI技術を活用し、過去に詐欺で使用された電話番号を識別して検知する。従業員が業務で使う携帯電話のセキュリティーを強化し、詐欺電話やフィッシング詐欺を未然に防ぐ。知らない電話番号からの着信を、データベースとAIで精査し、詐欺・営業・迷惑電話など番号に応じた警告を着信画面に表示する。警告の表示に加え、データベース内の不審な番号と合致した場合は、自動的に着信拒否もできる。
SMSのメッセージにも対応する。未登録電話番号からの詐欺の可能性があるメッセージは、自動的に振り分けてフィッシング詐欺を防止する。「セール」や「融資」など、特定の文字を含むメッセージをフィルタリングする機能もある。
不審な電話番号からの着信や特定のサイトに誘導するURLを発見した場合、アプリ上でAIによる警告を表示する。スクリーンショットをアップロードしても確認できる。 診断の結果、詐欺の可能性が高い場合は、該当する詐欺に関する公的情報と照らし合わせて確認できる。企業は従業員のサービス利用料を一括で負担し、個別にアカウントを付与して運用できる。
年々、特殊詐欺の件数が増加する中、同社は愛知県警と連携し、「SNS型ロマンス詐欺」や「国際ロマンス詐欺」防止の啓発活動にも取り組む。日本事業責任者の阿久津有美さんは「AI技術の進歩で詐欺被害の手口が多様化し、かつ自動化したことで増加傾向にある。有名人のSNSから情報を取得し、まるで本人が連絡しているように見せかける事例もある」と説明。「まずは手口や傾向を知ることが、被害を防ぐうえで重要だ」と呼びかけている。
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com 編集部
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/07/07
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2026/07/05
-
「情シス任せ」「コンサル任せ」では終わる
社会機能の維持に欠かせない業種でサイバーインシデントが相次いでいます。事業停止の影響は一企業のビジネスの域を超えサプライチェーン全体に波及。いまやセキュリティは経営の重要課題です。企業を取り巻くサイバーリスクと求められる対策について、日立ソリューションズの扇健一氏と辻󠄀敦司氏に聞きました。
2026/07/03
-
-
-
-
-
W杯に水を差したDAZN契約プラン表示が原因で大炎上
世界最大のスポーツイベントであるサッカーのW杯が6月12日に開幕。日本は1勝1分けで決勝トーナメント進出を大きく引き寄せている。その裏でW杯の視聴契約を巡ってSNSで大炎上していたのが、スポーツコンテンツの配信会社であるDAZNだ。W杯の全試合を視聴できる年間契約プラン表記に問題があり、13日にお詫びを発表した。しかしその対応も反感を買い、炎上は継続。最終的には年間プラン自体を取り下げた。DAZNの何が問題だったのか、消費者問題に詳しい住田 浩史弁護士に聞いた。
2026/06/23
-
-







※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方