2026/04/16
防災・危機管理ニュース
【ワシントン時事】国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事は15日の記者会見で、中東情勢の悪化を受け、サハラ砂漠以南のアフリカ諸国など少なくとも12カ国から金融支援の要請が見込まれるとの見通しを明らかにした。危機に陥る国への支援規模は200億~500億ドル(約3兆~8兆円)に上る可能性があるという。
ゲオルギエワ氏は、支援対象になり得るアフリカ諸国の大多数の国が、原油などの輸入依存度が高く、財政余地に乏しいと説明。「最も緊急に支援を必要としている国々を特定し、支援することに強い決意を持っている」と強調した。世界銀行や国際エネルギー機関(IEA)と緊密に連携して対応する考えを示した。
原油輸送の要衝ホルムズ海峡封鎖に伴うサプライチェーン(供給網)の混乱により、特にアジアで原油やナフサ、ヘリウムなどが不足していると指摘。肥料の供給も滞り、長期化すれば食品価格が高騰する恐れもあると懸念を示した。戦闘が終結した場合も「数週間にわたり、供給混乱の影響が深刻化していくことに備えるべきだ」と警鐘を鳴らした。
〔写真説明〕15日、米ワシントンの国際通貨基金(IMF)本部で記者会見するゲオルギエワ専務理事(AFP時事)
(ニュース提供元:時事通信社)

防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/10/13
-
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2026/10/05
-
-
-
-
-
-
操作不要の防水板で水害リスクを低減
全国各地で、豪雨災害が頻発している。2026年8月13日には、千葉県内で記録的な大雨が発生し、大きな浸水被害をもたらした。「命を守る行動」が最優先事項ではあるが、建物の浸水被害も防ぎたい。望ましいのは、人も建物も守れる備えだ。防水板や防水扉の設計製造を行う宇根鉄工所(広島県東広島市)では、人手を介さず水の力で起きあがる浮力起伏式防水板を開発している。代表取締役社長の宇根利典さんに、水害リスクに対する備えを聞いた。
2026/09/28






※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方