2026/04/16
防災・危機管理ニュース
1月の再稼働後、相次ぐトラブルで営業運転開始が遅れていた東京電力柏崎刈羽原発6号機(新潟県)が16日午後4時、約14年ぶりに営業運転に移行した。東電の原発としては福島第1原発事故以降初めて。当初は2月下旬の予定だったが、約50日遅れとなった。
1月に中部電力浜岡原発(静岡県)で地震想定に関するデータ不正問題が発覚。原発の安全性に対する信頼が揺らぐ中、事故当事者である東電が、安全を最優先とする運転を続けられるかが注目される。
東電が16日、移行前の最終検査を行い、100%の出力で運転している原子炉や発電機、タービンなどに異常がないことを確認。原子力規制庁職員が、柏崎刈羽原発の稲垣武之所長へ使用前確認証を手渡した。
東電によると、定期検査が行われる来年4月までの約1年間の運転を計画しているという。確認証を受け取った稲垣所長は、報道陣に「あくまでもゴールではなくスタートだ」と強調。「福島第1原発事故の反省と教訓は決して忘れず、安全最優先で運転をしていく」と述べた。
〔写真説明〕原子力規制庁職員から使用前確認証を受け取る東京電力柏崎刈羽原発の稲垣武之所長(左)=16日午後、新潟県刈羽村
〔写真説明〕東京電力柏崎刈羽原発=2025年11月、新潟県柏崎市
(ニュース提供元:時事通信社)


防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
-
失われた危機意識を取り戻す災害図上訓練で自分ごと化 ミツバ
どのメーカー系列にも属さず、複数の自動車メーカーや1次サプライヤーに四輪と二輪用の電装部品を供給する独立系のサプライヤーであるミツバ(群馬県桐生市、日野貞実代表取締役社長)。近年、過去に考えられた災害対策が、途絶えつつあった。同社では“自分ごと化”で従業員の危機意識を高めるため、災害図上訓練を実施。参加者の意欲が高まり、対策用の新たな要望が集まるなど、確実な手応えを感じている。
2026/05/26
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/05/26
-
-
-
-
-
顧客の安全と安心をAIと人のアシスタンスサービスで追求
JTBグローバルアシスタンス(東京都千代田区)は、渡航先でのけがや荷物の紛失、言語の壁など、海外旅行に関わるトラブルを包括的にサポートしてきた。昨今では地政学リスクの高まりに応じ、自社の危機管理ソリューションを生かした出張者や駐在員の安全確保にも注力している。創業35年を機に、AIと人間、それぞれの長所を組み合わせたハイブリッド型サービスの展開を目指す。混沌(こんとん)とした時代の中、海外旅行に伴うリスクを低下させ、旅行者の安全をどのように確保するのか。鈴木章敬代表取締役社長に話を聞いた。
2026/05/19
-






※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方