木原稔官房長官は11日の記者会見で、大西洋を航行していたクルーズ船で複数の感染者が確認された「ハンタウイルス」について「現時点でわが国に直ちに大きな影響が及ぶ状況にはない」と述べた。その上で「事態を注視しながら必要な感染対策に万全を期す考えだ」と語った。
 木原氏は、体調の異常を訴える南米からの入国者には検疫所でげっ歯類との接触の有無を確認し、必要に応じて医療機関への受診を勧めていると説明。国民に対し「海外への渡航時には動物との不用意な接触を避け、政府の情報発信を注視するなど冷静な対応をお願いする」と呼び掛けた。 
〔写真説明〕記者会見する木原稔官房長官=11日午前、首相官邸

(ニュース提供元:時事通信社)