気象庁は2日、東北から中国地方の日本海側を中心に、3日から4日にかけて広く雪が降ると発表した。上空に強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まるためで、山地は大雪となり、平地も雪が積もる可能性がある。東北と北陸では暴風雪が予想される。
 大雪の際は車の立ち往生や交通機関の運休、遅れが発生する恐れがあり、同庁は国土交通省と共に不要不急の外出を控えるよう呼び掛けた。トラックなどの車は早めに冬用タイヤやチェーンを装着する必要があるという。
 4日正午までの24時間予想降雪量は多い所で、東北と関東甲信、北陸50センチ、近畿と中国40センチ。5日正午までの同降雪量は、東北50センチ、北陸40センチ、関東甲信と近畿15センチ、中国10センチ。 

(ニュース提供元:時事通信社)