【パリ時事】アフリカ北西沖のスペイン領カナリア諸島で10日にクルーズ船「MVホンディウス」から下船、出国した乗客のうち、米国人とフランス人の2人にハンタウイルスの陽性反応が出た。両政府がそれぞれ発表した。下船前、乗員乗客約150人に感染の兆候はなかった。
 陽性となった仏人は女性。特別機内で症状が表れ、帰国後に同乗の4人と共に隔離された。その後容体が悪化。11日に検査結果が判明した。リスト仏保健相がラジオで明らかにした。
 米国人は別の特別機に搭乗した17人のうちの1人。米保健福祉省によると、ヒトからヒトにまれに感染する「アンデス株」検査で「軽度の陽性」反応が出ている。他の1人にも感染が疑われる軽い症状があり、2人は機内で隔離された。帰国後、中西部ネブラスカ州の医療機関に搬送される。 
〔写真説明〕10日、スペイン領カナリア諸島のテネリフェ島で、クルーズ船「MVホンディウス」からボートで下船する乗客ら(AFP時事)

(ニュース提供元:時事通信社)