環境省は11日、2025年度のツキノワグマの出没件数が全国で5万776件(速報値)だったと発表した。記録が残る09年度以降で最も多く、24年度の2万513件の約2.5倍に急増した。同省は、餌となるドングリなどの凶作でクマの出没が増えた可能性があるとみている。
 ツキノワグマが生息していない北海道と九州7県、沖縄県を除いた都府県別の出没件数は、秋田が1万3592件で最も多く、岩手の9739件が続いた。
 ヒグマを含む捕獲数も全国で1万4720頭(暫定値)と過去最多だった。都道府県別で最も多い秋田では2690頭に上った。 
〔写真説明〕クマ(資料写真)

(ニュース提供元:時事通信社)