2026/07/03
防災・危機管理ニュース
事業停止につながるリスクとして最も認識されているのはサイバー攻撃で98.3%と、地震を上回った。一方で、「既存BCPで対応できている」と回答した企業は56.0%にとどまる。
また、経済安全保障に関連する危機は75.4%がリスクと認識しているものの、BCPで対応できている企業は28.1%だった。業務に不可欠なAIの利用停止についても対応済み企業は37.4%にとどまり、新たなリスクへの備えは十分とは言えない状況が浮き彫りとなった。
調査ではまた、売上高5000億円以上の企業における代替拠点の整備状況について分析。79.3%が代替拠点を整備しており、さらに97.0%がシステムの冗長化や遠隔地保管など何らかのシステム対策を実施していることが明らかになった。一方、システム冗長化の対象は「特に重要度が高い一部システム」に限定する企業が39.1%で最も多く、優先順位を付けた投資が進んでいることも分かった。
実際の事業中断では自然災害が中心、サイバーも増加
2023年4月以降に事業中断を経験した企業は23.6%だった。原因は地震(50.0%)、風水害(30.0%)など自然災害が中心だったが、サイバー攻撃(13.3%)や経済安全保障に関連する危機(6.7%)も発生しており、新たなリスクが現実の経営課題となりつつある。
- keyword
- BCP
- 調査
- レジリエンス
- オペレーショナルレジリエンス
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
「情シス任せ」「コンサル任せ」では終わる
社会機能の維持に欠かせない業種でサイバーインシデントが相次いでいます。事業停止の影響は一企業のビジネスの域を超えサプライチェーン全体に波及。いまやセキュリティは経営の重要課題です。企業を取り巻くサイバーリスクと求められる対策について、日立ソリューションズの扇健一氏と辻󠄀敦司氏に聞きました。
2026/07/03
-
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/06/30
-
-
-
W杯に水を差したDAZN契約プラン表示が原因で大炎上
世界最大のスポーツイベントであるサッカーのW杯が6月12日に開幕。日本は1勝1分けで決勝トーナメント進出を大きく引き寄せている。その裏でW杯の視聴契約を巡ってSNSで大炎上していたのが、スポーツコンテンツの配信会社であるDAZNだ。W杯の全試合を視聴できる年間契約プラン表記に問題があり、13日にお詫びを発表した。しかしその対応も反感を買い、炎上は継続。最終的には年間プラン自体を取り下げた。DAZNの何が問題だったのか、消費者問題に詳しい住田 浩史弁護士に聞いた。
2026/06/23
-
-
-







※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方