【サンパウロ時事】南米ベネズエラ北西部で発生したマグニチュード(M)7超の連続地震による死者が4118人に達した。同国政府が10日、発表した。発生から2週間が過ぎ避難生活が長期化する中、被災者の衛生環境を巡り懸念が高まっている。
 世界保健機関(WHO)の米州事務局である汎米保健機構(PAHO)は9日、避難施設は過密状態にあり、下痢や呼吸器系の感染症が流行しやすくなっていると指摘した。ベネズエラは以前から医療従事者が不足し、ワクチン接種率も低く公衆衛生上の課題を抱えてきた。医療体制は地震でさらに脆弱(ぜいじゃく)になっている。 
〔写真説明〕地震発生後、避難用の仮設テントで過ごす人々=8日、ベネズエラ北部ラグアイラ州(AFP時事)

(ニュース提供元:時事通信社)