2026/07/30
防災・危機管理ニュース
熊本地震の影響で、自動車や部品メーカーの生産停止が広がりつつある。三菱自動車は30日、軽自動車などの生産を手掛ける水島製作所(岡山県倉敷市)で、一部車種の生産を同日夜から停止すると明らかにした。部品供給が滞っているためで、九州以外で自動車生産を停止する動きも出始めた。
トヨタ自動車系の大手部品メーカー、アイシンの子会社アイシン九州(熊本市)は、被災した工場が稼働できない状況が続いている。電源設備などの確認を進めており、安全を確認できたラインから生産を再開する方針。代替生産の検討も進めている。同社はドアの中核部品などの生産を担っており、ダイハツ工業や日産自動車にも部品を供給している。
トヨタは、福岡県内にある3工場の稼働を31日まで停止。物流や部品供給網への影響や、代替調達などに関する調査に全力を挙げている。日産も福岡県内の2工場で、31日まで一部生産を止める。
トヨタ系部品メーカーのフタバ産業(愛知県岡崎市)は、九州にある子会社の3工場で生産を止めた。地震の直接的な被害は免れたが、トヨタの工場停止が響いた。幹部は「部品を作っても使われないので、工場の稼働を止めざるを得ない」(幹部)と説明。影響が広がりかねないと懸念する。
(ニュース提供元:時事通信社)
防災・危機管理ニュースの他の記事
- 長崎で震度4
- 米GDP、1.5%増=消費持ち直しも投資・輸出減―4~6月期
- 配管からガス漏れ、引火か=イオンモール熊本の爆発―専門家
- トヨタとホンダ、通行可能道路を無償公開=熊本地震、避難や支援に活用を
- 車部品停滞、影響広がる=三菱自動車、岡山工場一部停止―熊本震度7
おすすめ記事
-
令和8年熊本地震 猛暑の被災地で熱中症を避ける
最大震度7を記録した令和8年熊本地震。熊本県内では400超の避難所が開設され、約9千人が避難している(29日時点)。真夏の避難生活は、熱中症の危険性を確実に高める。しかもこれからは、猛暑・酷暑下での復旧活動が本格化し、多くの人々が被災地で活動する。現地で熱中症をどう防いだらいいか。熱中症と災害医療に詳しい、さいたま赤十字病院高度救命救急センターの席 望医師に対策を聞いた。
2026/07/30
-
令和8年熊本地震 広がるデマ、どう見分ける?SNSとの向き合い方
28日に発生した最大震度7を記録した熊本地震では、早くも豪華寝台列車「ななつ星」が脱線したなどのデマ情報が広く拡散された。災害のたびに、広くSNSで拡散される情報にどう向き合えばいいか。デジタル空間の情報分析を専門とする Japan Nexus Intelligence の竜口七彩氏に聞いた。
2026/07/29
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/07/28
-
-
事例研究で有事に備え、組織の体質改善で形骸化を防ぐ
組織レジリエンスの強化やサイバーセキュリティーの向上、サプライチェーンの強靭化など、危機管理やリスク管理担当者が関与する領域は年々拡大している。変化する社会状況にあわせ、担当者はどのように学び、備え、対応することが求められるのか。森総合研究所代表の森健さんは、自治体と企業で危機管理担当者としての経験を積み、現在はコンサルタントとして、企業や団体の危機管理の支援を手がけている。自身の経験を踏まえ、危機管理の担当者にどうアドバイスしているのか、話を聞いた。
2026/07/27
-
-
-
-
-







※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方