金型の設計製作のほか浄水器を自社開発しているサイテックス(群馬県太田市)は5日、令和8年熊本地震の被災地支援として、自社開発の携帯浄水器「モバイルSESERA」100個を熊本県内の避難所に寄付した。八代市内に60カ所、その他県内40カ所の避難所に、1個ずつ発送済み。

また、5日以降も支援を継続し、熊本市の避難所や近隣自治体向けに、追加で100個発送している。使用しなかったものは、提供した自治体の防災備蓄品としてストックされているという。同社では、今後も自治体や避難所からの支援の要望に対応できるよう問合せ窓口を設けている。

避難所に提供したモバイルSESERAは、ペットポトルに取り付けて使用するタイプで、電源が不要のもの。1個につき、約200リットルの水をろ過できる(500mlペットポトル約400本分)。試用期間は約2週間程度。同製品で使用可能な原水はI類とⅡ類のみ。Ⅲ類に該当する原水は使用できない。

画像を拡大 浄水器協会(東京都)が策定した災害用浄水機器ガイドラインでは、災害時に使用を想定できる水源を、Ⅰ類(水道水が水道用タンクなどの給水用具に一定期間内(目安10日以内)貯留されている)、Ⅱ類(Ⅰ類に準じているが貯留日数がⅠ類より長く経過した水)、Ⅲ類(それ以外の特別な水質管理を行っていない天然水など)として分類している(図:同社提供)