千葉豪雨と台風25号 × 復旧途上に重なる被災
複合災害の変容に、企業のBCPは追いついているか
八重澤 晴信
医療機器製造メーカーで39年の実務経験を持つ危機管理のプロフェッショナル。光学機器の製造から品質管理、開発技術を経て内部統制危機管理まで経営と現場の「翻訳者」として活躍。防災士として国連グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパンDRR分科会幹事も務める。
2026/10/04
あなたの会社の危機対応力を鍛える新しいアプローチ
八重澤 晴信
医療機器製造メーカーで39年の実務経験を持つ危機管理のプロフェッショナル。光学機器の製造から品質管理、開発技術を経て内部統制危機管理まで経営と現場の「翻訳者」として活躍。防災士として国連グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパンDRR分科会幹事も務める。
近年、地震や豪雨、台風などの災害が相次ぎ、同じ地域や施設が再び被害を受ける「重複被災」や「複合災害」が注目されています。令和8年熊本地震では、2016年の熊本地震からの復旧が進められていた熊本城が再び被害を受けました。また、2024年の能登半島地震では、地震により被災した地域や施設が、その後の記録的な大雨によってさらに被害を受ける事態が発生しました。さらに千葉県でも、豪雨被害に続いて台風25号による大雨の影響が重なり、復旧途上の施設やインフラが再び被災した事例が報じられています。
今回の訓練では、こうした重複被災を想定し、一度目の災害からの復旧が完了していない状況で二度目の被害が発生した場合に、どのように復旧方針を見直し、限られた経営資源を活用しながら事業継続と復旧を進めるべきかを検討します。今回は、記事の設問で大雨が二度重なる場面を考えたうえで、地震のあとの大雨や大停電、大雪など、さまざまな複合災害を体験できるAI訓練も、補足資料に用意しています。
・8月13日の千葉豪雨でJR大網駅周辺の住宅地や商店が広範囲に浸水した千葉県大網白里市では、台風25号の大雨により、同駅北側の飲食店などが浸水被害に遭い、市内各地で道路が冠水して通行止めとなった。
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