政府は27日、防衛産業を支援するための法人を新設すると発表した。装備品の生産能力を向上させて人工知能(AI)や無人機を用いた「新しい戦い方」への対応を進め、有事の際の継戦能力を確保する狙いがある。年内の策定を目指す「防衛産業基盤戦略」に明記する方針だ。
 新法人は独立行政法人を想定。スタートアップ(新興企業)支援や軍民両用技術の活用、装備品の外国移転促進を担う。関係者によると、法人新設のための法案を来年の通常国会に提出する方向で調整している。
 国内の防衛産業は、平時の需要が見込めないことから市場縮小が懸念されている。国として産業強化を打ち出すことで、中小企業の新規参入などにつなげたい考えだ。 

(ニュース提供元:時事通信社)