2014/12/31
セミナー・イベント
※開催終了
タイムライン防災を生かすために組織が整えるべきもの
~ESFとAARに着目した防災計画~
※申込み多数のため、受付を締め切りました。
2012年に米国東部を襲ったハリケーン・サンディの対策で注目を集めた防災対策に、タイムライン(事前防災行動計画)があります。災害による被害が発生する数日前から、発生した後の対応まで、さまざまな関連する組織が何をしなくてはいけないかを時間軸で整理した行動計画表のことです。台風などのあらかじめ発生が想定できる災害だけに対するものと考えられがちですが、タイムラインを有効活用すれば地震などの突発災害でも、事後の対応がスムーズになることが期待されます。
そのタイムライン防災を生かすために必要なのが、ESF(Emergency Support Function)とAAR(After Action Review)と呼ばれるものです。今回のカンファレンスでは、災害時に必要になる機能を明確にし、検証を行いながらタイムラインの精度を高めていく防災のあり方を考えます。
※本セミナーの参加者は国際危機管理学会日本支部の会員に限定しております。会員になられていない方は、本セミナー申込みとは別に、会員登録をしてください(入会費・年会費無料)
会員申込みはこちらから⇒国際危機管理学会日本支部
開催概要
■ 日時:2015年1月30日(金)
13:00~17:20 第8回パブリックカンファレンス (受付開始 12:30~)
17:30~19:20 交流会 (任意)
■参加費:無料 (交流会参加費は5000円)
■資料代:2000円(任意)
※資料は有料とさせていただきます。ご理解下さいますようお願いいたします。
■定員130人
※申込み多数となることが予想されるため、キャンセルされる場合は、必ずご一報下さい。
■会場:TKP市ヶ谷カンファレンスセンター9F ホール9A
(〒162-0844 東京都新宿区市谷八幡町8番地)
http://tkpichigaya.net/about.shtml
第8回パブリックカンファレンス プログラム
◆進行:リスク対策.com編集長 中澤幸介
13:10~13:40 |
ESFとAARとタイムラインの関係(仮) 京都大学防災研究所教授 林春男氏 |
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13:40~14:20 (40分) |
タイムラインの具体事例(仮) 東京メトロ鉄道本部安全・技術部防災担当課長 木暮敏昭氏 |
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14:20~14:30 (10分) |
休憩 | |
14:30~15:10 (40分) |
ESFの抽出に必要な振り返り(AAR)と実効性のあるタイムライン(仮) CeMI(環境防災総合政策研究機構)環境・防災研究所 |
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15:10~15:50 (40分) |
タイムラインの前提としてのESFの必要性(仮) 岩手県医科大学付属病院 秋冨慎司氏 |
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15:50~16:00 |
休憩 |
|
16:00~17:20 (80分) |
パネルディスカッション コーディネーター:新潟大学危機管理室教授 田村圭子氏 パネリスト:上記発表者(予定) |
|
17:30~19:20 | 交流会 |
※お申込みされてからキャンセルされる場合は、必ずご一報を下さいますよう、お願いいたします。
※交流会は有料ですので、申し込み後のキャンセルはご遠慮ください。
※著しい悪天候や感染症の流行など、参加者に危険を及ぼす恐れがあると主催者が判断した場合、カンファレンスの開催を中止する場合がございます。その際は、前日の夕方までにメールにてお知らせします。
※お客様による 講演中の動画撮影、写真撮影、録音は全てご遠慮いただいております。
TIEMS日本支部広報事務局
新建新聞社 リスク対策.com編集部
電話 :03-3556-5525
メール:risk-t@shinkenpress.co.jp
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