2019/03/26
ニュープロダクツ
日本赤十字社と三井不動産リアルティ、コカ・コーラ ボトラーズジャパンは26日、三井不リアルが運営する駐車場「三井のリパーク」における日赤への災害支援寄付つき自動販売機の設置についての協定の調印式を行った。「三井のリパーク」に設置されたコカ・コーラ社自販機の売上の一部を日赤に寄付。災害時は義援金として被災者に届けられる。
「三井のリパーク」は全国約1万5000カ所で営業。コカ・コーラ社の自販機は約1800台設置されており、この全てが対象となる。三井不リアルが自販機から得た収益の一部を日赤に寄付する。寄付金は平常時には災害救護訓練や防災セミナーの開催などに使用。災害が発生した場合は義援金として、被災地の義援金配分委員会を通じて被災者に届けられる。
協定の開始日は4月1日からで、自販機には活動を知らせるポスターの設置やラッピングを随時行っていくという。コカ・コーラ社は自販機を対象とした全国一斉の寄付の取り組みは初めて。「三井のリパーク」は自販機の台数を増やす可能性もあるという。ほかにも災害への取り組みとしては約1万5000カ所のうち5カ所は災害対策駐車場となっており、テントなどが備蓄されているほか災害時に無料で飲料を提供する自販機も置いている。
日赤の大塚義治副社長は26日に東京都港区の日赤本社で行われた調印式で「日本は災害大国であり、やるべきことは多い。今回の取り組みは大きな励まし。気持ちを正面から受け止め、災害救助に取り組んでいきたい」と述べた。
■ニュースリリースはこちら(三井不動産リアルティ)
https://www.mf-realty.jp/news/2018/20190326_01.html
(了)
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com:斯波 祐介
- keyword
- 日本赤十字社
- 三井不動産リアルティ
- コカ・コーラボトラーズジャパン
- 日赤
- 三井のリパーク
- コカ・コーラ
- 自動販売機
- 自販機
- 義援金
- 寄付
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!【2024年4月23日配信アーカイブ】
【4月23日配信で取り上げた話題】今週の注目ニュースざっとタイトル振り返り/特集:南海トラフ地震臨時情報を想定した訓練手法
2024/04/23
-
-
-
2023年防災・BCP・リスクマネジメント事例集【永久保存版】
リスク対策.comは、PDF媒体「月刊BCPリーダーズ」2023年1月号~12月号に掲載した企業事例記事を抜粋し、テーマ別にまとめました。合計16社の取り組みを読むことができます。さまざまな業種・規模の企業事例は、防災・BCP、リスクマネジメントの実践イメージをつかむうえで有効。自社の学びや振り返り、改善にお役立てください。
2024/04/22
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!【2024年4月16日配信アーカイブ】
【4月16日配信で取り上げた話題】今週の注目ニュースざっとタイトル振り返り/特集:熊本地震におけるBCP
2024/04/16
-
調達先の分散化で製造停止を回避
2018年の西日本豪雨で甚大な被害を受けた岡山県倉敷市真備町。オフィス家具を製造するホリグチは真備町内でも高台に立地するため、工場と事務所は無事だった。しかし通信と物流がストップ。事業を続けるため工夫を重ねた。その後、被災経験から保険を見直し、調達先も分散化。おかげで2023年5月には調達先で事故が起き仕入れがストップするも、代替先からの仕入れで解決した。
2024/04/16
-
工場が吹き飛ぶ爆発被害からの再起動
2018年の西日本豪雨で隣接するアルミ工場が爆発し、施設の一部が吹き飛ぶなど壊滅的な被害を受けた川上鉄工所。新たな設備の調達に苦労するも、8カ月後に工場の再稼働を果たす。その後、BCPの策定に取り組んだ。事業継続で最大の障害は金属の加温設備。浸水したら工場はストップする。同社は対策に動き出している。
2024/04/15
-
動きやすい対策本部のディテールを随所に
1971年にから、、50年以上にわたり首都圏の流通を支えてきた東京流通センター。物流の要としての機能だけではなく、オフィスビルやイベントホールも備える。2017年、2023年には免震装置を導入した最新の物流ビルを竣工。同社は防災対策だけではなく、BCMにも力を入れている。
2024/04/12
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方