防災に必要な自主性が育たない

さらに、珍しい校則としてこんなものもお聞きしました。

「学年ごとに使うトイレは一カ所とする」(東京)

なんで??混んでいても空いているところにいかずガマンしなさいということでしょうか?ナゾ校則です。

「所属の部活以外の試合の応援は禁止」

過去に何かトラブルでもあって一律禁止にしたのかわかりませんが、友達を応援できないってどうなのでしょうね。兄弟なら可という細目もあるそうです。

「近隣の文化祭・体育祭の立ち入り禁止」

というものもありました。

次に有名な水筒禁止校則について

夏の水筒持参禁止校則は、熱中症で小学生がなくなった悲しい事件の反省から、持参可に変わったところが増えましたが、まだ不可のところもあるそうです。可にしたものの、

「部活での飲食物購入禁止」

という校則のため、夏に移動中持参の水が足りなくなった場合、購入できず、熱中症の危険があるので、水分補給は許可してほしいという声があがっています。

その他、校則(ルール)の話題では昔こんなのがあったというのもお聞きしました。今でもあるのでしょうか?

「トイレットペーパーの使用は一回につき男子30センチ、女子50センチ」(静岡)

ブラック校則グランプリレベル…。つっこみどころ満載。

「掃除の際には、一切話をしてはいけないという無言清掃」(長野)

修行僧?

「男女交際禁止。男性で学校に連れてきていいのは、父親のみ」(私立女子校)

祖父や兄は文化祭などを見ることができなかったのでしょうか?

「帰宅前に教室のカーテンを片方にまとめて止める」(東京)

ただの掃除の手順では…?

「制服からすぐに個別番号がふられた体操服に着替え1日中体操服ですごす」(静岡)

囚人扱い…。

「食事の前には手を洗い、本や机を触らない」(東京)

机に一切触れないように緊張しそう…。

「廊下を歩く時は時速4キロ以下」(熊本)

時速って…。4キロって…。

という事で、過去のものは、笑ってしまうものから背筋が寒くなるものまであって、なくなってよかったなと思いますが、現在でも不思議校則がたくさんあるのがわかります。そして、それらは、防災という観点から見ても、問題があるのではと思っています。

科学的根拠や合理性がなくても校則であればそれに従う人を育ててしまっていること、合理性のある情報をえた上で、自分で判断して行動することより、隣近所の判断と行動に依存する人を育ててしまっていること、どれも防災教育で伝えたいこととは対極になります。この問題、まだまだ事例がありそうなので、みなさまと一緒に考えていければと思っています。

(了)