2016/07/18
噴火リスクにどうそなえる?
■北朝鮮・中国の火山噴火で日本も被災
世界中がサプライチェーンでつながっている近年においては、国外で発生した噴火でも大きな被害を受ける可能性がある。アイスランドの噴火で、サプライチェーンが途絶し、企業の生産活動の一部に影響を及ぼしたことはまだ記憶に新しい。
さらに、藤井会長によれば、北朝鮮と中国の国境にある「白頭山」という火山が噴火すると、西風にのって、東北から北海道にかけて火山灰を降らせる可能性もあるとする。「最近では、中国側には原子力発電所があるし、北朝鮮も核の疑いがもたれているので、もし噴火すると、日本が火山灰被害と放射能汚染の両方を被る可能性も否定できない」(藤井会長)。
災害の規模は、死者と経済被害が1つの指標になるが、それは一時的な被害に的を絞って計算されるケースが多い。そのため、地震と比べると一見、被害規模は小さいように思えるが、長期的複合的な被害を含めて考・えた場合、かなりの規模になることを想定する必要がある。
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