2016/12/22
セミナー・イベント
企業は様々な脅威にどう備える?
感染症の最新の情勢と企業の対応事例
2017年1月24日(火)、明治薬科大学剛堂会館ビルで開催
近年、企業を取り巻く多くのリスクの一つとして感染症対策があげられます。特に冬場は、企業の危機管理・BCP(事業継続計画)としてインフルエンザ等の感染症対策が必須となるため、感染症に対する正しい知識を持つことはもちろん、日頃からの取り組みが重要となります。
本セミナーでは、新型インフルエンザ対策に関わる政府の方針、過去の教訓を生かし感染症対策に取り組む具体的な企業の対応について事例をお話しいただくとともに、国際的に脅威となる感染症が発生している中、今後、国内に侵入しうる感染症についての最新情報、それに対してどのように備えたらよいのかについて、最前線で活躍する講師からご紹介していただきます。
開催概要
■開催日:2017年1月24日火曜日
■時間:13:30~16:40(受付開始:13:00~)
■会場:明治薬科大学剛堂会館ビル 1階セミナールーム
■住所:〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町3-27
■アクセス:地下鉄有楽町線麹町駅1番出口から徒歩2分
印刷用地図
■主催:リスク対策.com(株式会社新建新聞社)
■参加費:無料(事前登録制)
■定員:100人
プログラム
13:30 |
開会あいさつ |
13:35 |
講演① ![]() 講師:国立感染症研究所 感染症疫学センター長 グローバル化時代にあって、複数の国際的に脅威となる感染症が発生しています。今後、国内に侵入しうる感染症として、鳥インフルエンザA(H7N9)、中東呼吸器症候群(MERS)、多剤耐性菌感染症などが挙げられますが、より身近な感染症である麻疹や風疹に対する対策も必要です。これらの海外から侵入する感染症に対し、職場における対策を進めることが重要となります。 1980年長崎大学医学部卒業。専門は呼吸器内科、感染症内科、熱帯医学。趣味はテニス。 |
14:20 |
講演② ![]() 講師:株式会社ピースアンドキューズ 衣服や携帯物に付着している微生物による持込み感染への対応や不顕性感染者への対応などについて解説します。 1979年に神戸国際大学卒業。2002年に抗菌・消臭剤の開発メーカーである株式会社ピースアンドキューズの代表取締役に就任。2015年に株式会社ピースアンドキューズと株式会社ピーキューテクノが事業提携契約を締結。株式会社ピースアンドキューズは技術開発に専念し、製造・販売を株式会社ピーキューテクノが担う事業体制。現在は株式会社ピーキューテクノの執行役員副社長を兼務。 |
14:40 |
講演③ 新型インフルエンザ等の流行時、従業員等に感染者が発生することによって大多数の企業が影響を受けることが予測される中、企業には、従業員等の健康を第一に考えつつ、重要業務を継続していくことが求められます。本講演では、平成25年4月に施行された新型インフルエンザ等対策特別措置法を中心に新型インフルエンザ等対策に関する基本的な枠組みについて解説の上、企業が策定する事業継続計画の留意点等についてご紹介します。 |
15:10 |
休憩 |
15:25 |
講演④ ![]() 講師:スリーエム ジャパン株式会社 警戒が高まる新型インフルエンザなどの新興感染症に対するスリーエム ジャパンの対策事例とともに 1990年住友スリーエム株式会社入社。2001年安全衛生製品事業部・技術部配属、2015年安全衛生製品事業部・学術部に配属。主に呼吸保護を中心に開発並びに講演を実施。労働衛生分野での資格を有するとともに医科大での非常勤講師や災害対応訓練教育などを実践する。 |
15:45 |
講演⑤ ![]() 講師:日本航空株式会社 航空輸送力とネットワークの拡充により、感染症は瞬く間に世界に拡散するようになってきています。2009年に発生した新型インフルエンザへの対応の経験から学んだ教訓、航空会社の経営を脅かしかねないイベントリスクへの対応の経験をご紹介します。 1980年に日本航空株式会社に入社。福岡、成田、札幌、羽田、関西空港などでの勤務後、香港、大連支店に駐在。貨物、客室、旅客、オペレーション、総務、安全・保安、危機管理を経験。2008年より安全・保安に加え、事故処理を始めとする危機管理対応を担当。現在は本社総務部リスクマネジメント・グループで事故処理対応を担当。 |
16:30 |
質疑 |
※主催者および協賛企業の同業他社様のご参加はご遠慮下さいますようお願い申し上げます。
※プログラムおよび講師は、都合により変更になる可能性があります。
※著しい悪天候や感染症の流行など、参加者に危険を及ぼす恐れがあると主催者が判断した場合、セミナーの開催を中止する場合がございます。その際は、前日の夕方までにメールにてお知らせします。
※お客様による 講演中の動画撮影、写真撮影、録音は全てご遠慮いただいております。
【個人情報の取り扱いについて】
ご登録いただきました個人情報は、主催者で適切に管理し、本セミナーの参加受付業務および主催者の業務のご案内などに使用いたします。また、セミナー内容の改善・向上を図るため、講師に開示させていただく場合があります。
【本セミナーに関するお問合せ】
新建新聞社 リスク対策.comセミナー開催事務局
〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町3-27 剛堂会館ビル5F
TEL 03-3556-5525
E-mail: riskinfo@shinkenpress.co.jp
セミナー・イベントの他の記事
おすすめ記事
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/06/17
-
サイバーセキュリティを経営層に響かせよ
デジタル依存が拡大しサイバーリスクが増大する昨今、セキュリティ対策は情報資産や顧客・従業員を守るだけでなく、DXを加速させていくうえでも必須の取り組みです。これからの時代に求められるセキュリティマネジメントのあり方とは、それを組織にどう実装させるのか。東海大学情報通信学部教授で学部長の三角育生氏に聞きました。
2025/06/17
-
-
入居ビルの耐震性から考える初動対策退避場所への移動を踏まえたマニュアル作成
押入れ産業は、「大地震時の初動マニュアル」を完成させた。リスクの把握からスタートし、現実的かつ実践的な災害対策を模索。ビルの耐震性を踏まえて2つの避難パターンを盛り込んだ。防災備蓄品を整備し、各種訓練を実施。社内説明会を繰り返し開催し、防災意識の向上に取り組むなど着実な進展をみせている。
2025/06/13
-
「保険」の枠を超え災害対応の高度化をけん引
東京海上グループが掲げる「防災・減災ソリューション」を担う事業会社。災害対応のあらゆるフェーズと原因に一気通貫の付加価値を提供するとし、サプライチェーンリスクの可視化など、すでに複数のサービス提供を開始しています。事業スタートの背景、アプローチの特徴や強み、目指すゴールイメージを聞きました。
2025/06/11
-
-
その瞬間、あなたは動けますか? 全社を挙げた防災プロジェクトが始動
遠州鉄道株式会社総務部防災担当課長の吉澤弘典は、全社的なAI活用の模索が進む中で、社員の防災意識をより実践的かつ自分ごととして考えさせるための手段として訓練用のAIプロンプトを考案した。その効果は如何に!
2025/06/10
-
-
緊迫のカシミール軍事衝突の背景と核リスク
4月22日にインド北部のカシミール地方で起こったテロ事件を受け、インドは5月7日にパキスタン領内にあるテロリストの施設を攻撃したと発表した。パキスタン軍は報復として、インド軍の複数の軍事施設などを攻撃。双方の軍事行動は拡大した。なぜ、インドとパキスタンは軍事衝突を起こしたのか。核兵器を保有する両国の衝突で懸念されたのは核リスクの高まりだ。両国に詳しい防衛省防衛研究所の主任研究官である栗田真広氏に聞いた。
2025/06/09
-
危険国で事業展開を可能にするリスク管理
世界各国で石油、化学、発電などのプラント建設を手がける東洋エンジニアリング(千葉市美浜区、細井栄治取締役社長)。グローバルに事業を展開する同社では、従業員の安全を最優先に考え、厳格な安全管理体制を整えている。2021年、過去に従業員を失った経験から設置した海外安全対策室を発展的に解消し、危機管理室を設立。ハード、ソフト対策の両面から従業員を守るため、日夜、注力している。
2025/06/06
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方