2019/03/01
ニュープロダクツ

ヤフーは2月28日、スマートフォンアプリ「Yahoo!防災速報」の新機能として防災関連情報をまとめた「防災手帳」を追加したと発表した。避難場所の登録やハザードマップへのリンク、「東京防災」などのコンテンツによる災害時役立つ行動情報の紹介といった機能が追加された。
アプリを開いて画面右上にある十字が描かれた手帳のアイコンが「防災手帳」。避難場所については、最大10カ所を登録できる。地震や津波など災害種別ごとに異なる避難先や、仕事や学校などで家族が行く可能性のある避難先の登録にも便利。ハザードマップ機能は地方自治体が作成したハザードマップにリンクが貼ってあり、現在地や設定した登録地点のものがすぐ調べられる。「困ったときは」というコーナーでは「東京防災」のほか日本気象協会の「トクする!防災」プロジェクトのコンテンツから、災害時の行動やライフラインなどについての情報を紹介する。

またヤフーは1~31日まで、スマホで防災に関する知識を問う「第2回全国統一防災模試」を提供する。2018年3月に第1回を実施したほか、同年8~9月にかけて台風・豪雨編も実施している。第1回は約155万人、台風・豪雨編は約77万人が参加した。これまでと同じく今回も東北大学災害科学国際研究所・佐藤翔輔准教授が監修した。全25問の100点満点で、災害時はとっさの判断が必要なことから、解答スピードも点数に反映される。スマホらしくタップやコンパス機能を使ったものもある。
1日から俳優の本木雅弘さんと若者代表として乃木坂46の齋藤飛鳥さんが出演する、テレビCMを放送。岩手県大船渡市で記録した2011年の東日本大震災で最も高い津波である16.7mの高さの巨大広告を、JR渋谷駅前のスクランブル交差点付近に掲出した。ヤフーによると、平成最後の年ということで、若者へのPRを重視したという。
■ニュースリリースはこちら
https://about.yahoo.co.jp/pr/release/2019/02/28a/
■第2回全国統一防災模試
https://bosai.yahoo.co.jp/pr/201903/
(了)
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リスク対策.com:斯波 祐介
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