2020/04/20
インタビュー
■地政学的対立が絡み問題を複雑化
報告書があげている長期的なリスクは約30。いずれも2017年から変わっていない。ただし、相互の関係性は大きく変化。たとえば「非自発的移住」は紛争による居住環境の悪化(による難民の発生)が問題だったが、現在はそこに海面上昇や熱波、食糧生産の不適化といった要因が加わった。地政学的リスクと環境リスクが複雑に絡み合い、互いに足を引っ張り合う「負のスパイラル」に陥っているという。
「リスク同士が連関し、際限なく膨らんでいくところに、今回の報告書が訴える危機のポイントがある。複数の問題を同時に解決するには国内外の分裂・分断を修復する取り組みが必要だが、それを打ち出している国はどこにもない」と平賀氏は話す。
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