専用クラウドシステムを使い、アプリとEメールを利用しウェブ上で容易に安否確認ができる

Chubb(チャブ)損害保険株式会社は15日、労災リスクに対応する企業のための保険GPA Pro(業務災害安心総合保険)に新しい付帯サービス「安否確認サービス」を追加し、10月1日より提供を開始すると発表した。対象は、新規・継続とも、9月1日保険始期以降のすべての契約者。保険料の支払のみで追加の費用なく、災害時に従業員の安否が確認できる。

日本アイラック社の専用クラウドシステムを使い、アプリとEメールを利用しウェブ上で容易に確認ができるもの。使い方は、自動発行されたアプリIDまたはEメールを従業員各人が登録し、アプリの場合はダウンロードする。災害発生時などに登録者へ情報が一斉送信された際、受信者はアプリ画面をタップ、Eメールの場合はURLをクリックして返信完了。返信状況は自動集計され、契約者側が設定した回数や間隔で自動再送信となる。

同社は「安否確認サービス単体での利用は有料であることが一般的だが、コストがかかることから、すべての企業が対応できているわけではない。安否確認の態勢を備えていない企業は、追加の費用なく安否確認サービスが利用でき、既に安否確認システムを単体で導入している企業にとっても、コスト削減の検討材料になる」とする。

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(了)

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リスク対策.com:横田 和子