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IDやパスワードを盗み取るため、金融機関、ショッピングサイト、宅配業者などをかたって偽のウェブサイトに誘導するフィッシング詐欺が多数確認されています。

フィッシング対策協議会によると、2020年9月のフィッシング報告件数は2万8575件で、昨年同月比約4.6倍となるなど、インターネット利用の増加に比例してフィッシング詐欺が急増しています。

情報を盗み取る手口

実在する有名企業のウェブサイトに似せたフィッシングサイトを作成し、そこに誘導するために、メールやSMS(ショートメッセージ)などを介して不特定多数の宛て先に偽サイトに誘い込むメッセージを送信します。

画像を拡大 典型的なフィッシング詐欺