ソール周りに配置したギザギザが雪に食い込み、しっかりと雪を捉える

ミドリ安全は10月23日、雪上でも滑りにくい作業用安全靴「オールラウンダー(ARD235/ARD225/ARD210静電)」の3種を発売したと発表した。ソール周りに配置したギザギザが雪に食い込み、しっかりと雪を捉えることで、雪上での滑りや転倒を防ぐ。ソール中央には、水や油による滑りを防止する耐滑JIS合格の滑り止めソールを採用し、降雪時に屋外から屋内に戻る時など、靴が濡れた状態のままでも滑りにくい設計となっている。

2016年に先行して発売した短靴タイプのARD210に続き、今回発売するのは、雪が入りにくい長編上靴や中編上靴、JIS静電合格の短靴の計3種。ソールの外側には雪上での横滑りを防止するための縦方向の滑り止め意匠を配置したほか、靴の交換時期を示す新型のスリップサインもレイアウトした。短靴はミッドソールにクッション性の高い発泡ポリウレタンを採用、足甲部とベロ皮にはクッション材を内装し、フィット感を高め、履き心地をよくした。長時間履いていても疲れにくく、雪上だけでなく、季節や業種問わず1年中使える。

同社によると近年、高齢者の増加に伴い転倒・転落による国内の死亡者数は増加傾向にあり、2016年には交通事故での死亡者数を大きく上回る8030人が、転倒・転落を原因として亡くなっているという。特に雪国では積雪・凍結が原因とみられる転倒災害が毎年冬場に急増し大きな問題となっている。同社は「これから冬に向けて、滑りにくい靴や各種すべり止めグッズなどをしっかりと活用し、転倒防止対策を積極的に行うことを推奨する」とする。

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https://www.midori-anzen.co.jp/ja/pr_20171023.html

(了)

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リスク対策.com:横田 和子