2017/11/20
防災・危機管理ニュース
東京都、東京消防庁、東京都公園協会は18日、震災時を想定し水上バスを活用した消防士・団員や消防資器材の輸送訓練を実施した。東京消防庁の今年度総合震災消防訓練の一環で、墨田区の両国船着場から水上バスで人員を乗せ、消火用器材を積み出航した。
訓練は都内で震度5強の地震が発生。臨海部である江東区豊洲で大規模火災が発生したが、道路が寸断され陸路で消防隊が現場に向かうことが困難となり、都公園協会が運航する水上バスで隅田川を移動するという設定。
都災害対策本部から都建設局に要請があったという前提で、都建設局の災対本部から都公園協会へMCA無線で水上バス稼働について連絡。深川消防署・消防団の27人が両国船着場から乗り込むと同時に、可搬ポンプやホースなど消火器材も詰め込み、火災現場へ出航するという一連の作業を実施した。
都では物資や帰宅困難者の輸送といった水上バスの災害時活用に向け、バイクと組み合わせた医薬品の輸送や、人と荷物の同時輸送の訓練もこれまで行っている。災害時の水路利用を推進する。
■関連記事
「災害で道路寸断でも船で人・物資輸送へ」
http://www.risktaisaku.com/articles/-/3486
「東京都、水上バスとバイク使い訓練」
http://www.risktaisaku.com/articles/-/2483
(了)
リスク対策.com:斯波 祐介
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
今年の夏は大規模停電のリスク大?
今年の夏、東京電力管内を中心に電力不足が懸念されています。需要に対する供給力の余裕を示す「予備率」が1パーセントを切る見通しで、もしそこで突発的な発電所の事故や故障が起きれば予備率はさらに低下、マイナスに陥りかねません。大規模停電のリスクについて、東京電機大学名誉教授の加藤政一氏に聞きました。
2026/02/12
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/02/10
-
-
海外危機管理マニュアルの作成が急務
海外に社員を送り出す企業にとって、緊急事態が発生した際の対応体制は必須。どんなに現地に慣れたベテランでも、自分の身を守り切れない事態は起き得ます。ましてや現在は安全保障上の国家対立が深まり、東アジアの緊張も高まっている時代。海外危機管理サービスを手がける安全サポートの有坂錬成代表取締役に、海外進出企業が取り組むべき対策を聞きました。
2026/02/05
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2026/02/05
-
-
-







※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方