外国人旅行者向け災害時情報提供アプリの情報を他のアプリにも配信する実証実験を行う(出典:写真AC)

アールシーソリューションは21日、観光庁が監修する外国人旅行者向け災害時情報アプリ「Safety tips」で取り扱う災害情報を、他のアプリにも配信する実証実験を順次行うと発表した。対象となるのは外国人旅行者向けの3つのアプリで、平時にはそれぞれのアプリの機能を利用でき、災害発生時には災害情報を確認することができるようになる。その後満足度調査を行うなど、実施に向けた検討を進める。

対象となるのは、「NAVITIME for Japan Travel」(ナビタイムジャパン)、「Japan Official Travel App」(日本政府観光局、略称JNTO)、「Japan Connected-free Wi-Fi」(NTTBP)。

対象となる3つのアプリ

「Safety tips」とは、自然災害の多い日本で訪日外国人旅行者が安心して旅行できるよう、2014年10月から観光庁が提供を開始した外国人旅行者向け災害時情報提供アプリ。国内の緊急地震速報や津波警報、気象特別警報、噴火速報をプッシュ型で通知できるほか、周囲の状況に照らした避難行動を示した避難フローチャートや周りの人から情報を取るためのコミュニケーションカード、災害時に必要な情報を収集できるリンク集などを提供している。対応言語は、英語、 中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、日本語。iOS9.0以降、Android5.0以上に対応する。価格は無料。

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(了)

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