監視カメラの映像をAI解析することで困っている人を自動検知し、警備員のスマートフォンに通知する
 

三菱地所とALSOKは11日、機械学習・深層学習技術に関わるアルゴリズムソリューションを展開するPKSHA Technology(パークシャテクノロジー)の協力のもと、街中で困っている人の監視カメラで自動検知し、警備員のスマートフォンに通知する新サービスの実証実験を行うと発表した。

三菱地所が所有・管理する新丸の内ビルディング(東京・千代田区)内に設置した監視カメラの映像を、パークシャ社のAIディープラーニング(深層学習)手法により解析。道に迷い辺りを見渡している、体調が悪くしゃがみこんでいるなど困っている方人の行動を自動検知して、エリアを巡回する警備員が所持するスマートフォンに通知する。これにより従来警備員が目視で行っていた見回り業務を補助し、よりきめ細やかな状況把握ができる。実験は22~31日まで。新丸の内ビルディングの地下1階で行う。

■ニュースリリースはこちら
http://www.mec.co.jp/j/news/archives/mec180111_AIkeibi.pdf

(了)

リスク対策.com:峰田 慎二